エタン【(ドイツ)Äthan】
飽和炭化水素の一。無色無臭の気体。天然ガスや石油分解ガスに含まれる。燃料やエチレン製造に用いる。分子式C2H6 示性式CH3CH3
エチレン【ethylene】
二重結合をもつ炭化水素の一。無色の可燃性の気体。プロピレンとともに石油化学工業で重要な原料で、ポリエチレン・塩化ビニル・酢酸などの合成に利用。また、植物ホルモンの一種で、果実の熟成を促進するが、...
エチレンけい‐たんかすいそ【エチレン系炭化水素】
炭素間に二重結合を一つもつ鎖式炭化水素の総称。一般式CnH2nで表される。エチレン・プロピレン・ブチレンなど。オレフィン系炭化水素。アルケン。
エッチ‐シー【HC】
《hydrocarbon》⇒炭化水素
エッチシー‐れいばい【HC冷媒】
空調や冷蔵・冷凍機器などに使用する冷媒のうち、ブタン・イソブタン・プロパンなどの炭化水素からなるもの。代替フロンと異なり地球温暖化への影響は小さいが、可燃性が高いものが多い。ノンフロン系冷媒、自...
エヌ‐エム‐エッチ‐シー【NMHC】
《non-methane hydrocarbons》⇒非メタン炭化水素
エヌ‐ジー‐エル【NGL】
《natural gas liquids》天然ガス液。天然ガソリン。産出された天然ガスから分離・回収された液体炭化水素。
エヌ‐ピー‐エー‐エッチ【NPAH】
《nitro polycyclic aromatic hydrocarbon》⇒ニトロ多環芳香族炭化水素
エーテル【(オランダ)ether】
1 2個の炭化水素基が酸素原子1個と結合した化合物の総称。一般に中性で芳香のある揮発性の液体。特に、エチルエーテルをいう。 2 光の波動説で光を伝える媒質として仮想され、光の電磁波説以後は電磁波...
エーテル‐けつごう【エーテル結合】
1個の酸素原子に2個の炭化水素基が結びついている時に、酸素と炭素の間に見られる結合(-C-O-C-)。一般に化学的に安定な結合として知られる。