ガソリン【gasoline】
沸点がセ氏30〜200度くらいの揮発性の液体で、炭化水素の混合物。石油の分留または軽油の接触分解によって得られるが、天然のものもある。内燃機関の燃料。さらに分留した工業用ガソリンは溶剤などにも使...
キシレン【xylene】
芳香族炭化水素の一。ベンゼンの水素二つをメチル基で置換したもの。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。有毒で引火性のある無色透明の油状液体。石油の改質油から抽出される。塗料・有機溶剤・合成樹脂...
きはつ‐ゆ【揮発油】
原油を分別蒸留する際、低沸点で得られる油。ふつう燃料用のものをガソリン、溶剤用のものをベンジンとよぶ。揮発油税法などでは「セ氏15度で比重が0.8017を超えない炭化水素油」と規定している。
くうき‐ガス【空気ガス】
空気に炭化水素ガスやガソリンの蒸気などを混合したもの。小規模の熱源として使用。
ケクレン【kekulene】
12個のベンゼン環が六角形の環状に縮合した芳香族炭化水素。サーキュレン類の一つ。化学式C48H24
ケトン【(ドイツ)Keton】
カルボニル基と2個の炭化水素基とが結合した化合物の総称。一般式R-CO-R′ 一般に芳香を有し、付加・縮合を起こしやすい。アセトンなど。→ケトン基
こうかがく‐スモッグ【光化学スモッグ】
太陽からの紫外線などによる光化学反応で、大気中のオキシダントなどの濃度が高まって発生するスモッグ。多くは、自動車の排気ガスなどに含まれる炭化水素や窒素酸化物が反応して生じる。人体・動植物に有害。
こうくうき‐ねんりょう【航空機燃料】
航空機の燃料として使用される炭化水素油(炭化水素の混合物または単一の炭化水素)のこと。航空機燃料税法に基づいて課税の対象となる。→航空機燃料税
コロネン【coronene】
6個のベンゼン環が環状に縮合した芳香族炭化水素。サーキュレン類の一つ。薄黄色の針状の結晶で、石油精製過程で得られる、安定した化合物。融点は摂氏428度。化学式C24H12 コロネン環。
コンポジット‐すいしんざい【コンポジット推進剤】
ロケットの固体推進剤の一種。酸素を含む酸化剤と燃料となる炭化水素系高分子を混合して硬化させたもの。酸化剤として過塩素酸アンモニウムや過マンガン酸カリウム、燃料としてポリウレタンやポリブタジエンの...