む‐り【無理】
[名・形動](スル) 1 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。「—を言われても困る」「怒るのも—はない」「—な言いがかり」 2 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また...
むり‐おうじょう【無理圧状/無理往生】
[名・形動]強引に押しつけて、自分の意見に従わせること。「愚父(おやじ)が貰って置いたと云って—に婚礼さしたのです」〈魯庵・社会百面相〉
むり‐おし【無理押し】
[名](スル)強引に物事を押し進めること。「—しても、だめだ」
む‐りかい【無理解】
[名・形動]あることについての理解がないこと。相手の気持ちなどをわかろうとしないこと。また、そのさま。「周囲の—が問題解決を困難にした」「若者に—な大人たち」
むり‐からぬ【無理からぬ】
[連体]《形容詞未然形語尾に打消しの助動詞「ぬ」のついた「よからぬ」などの「からぬ」を「無理」につけてできた語》無理ではない。道理である。当然である。「彼が怒るのも—ことだ」
むり‐かんすう【無理関数】
変数の無理式で表される関数。⇔有理関数。
無理(むり)が通(とお)れば道理(どうり)が引(ひ)っ込(こ)む
道理に外れた事が幅をきかすようになると、正しい事が行われなくなる。
むり‐ゲー【無理ゲー】
《「ゲー」はゲームの略》俗に、難度の高すぎるコンピューターゲームのこと。転じて、実現不可能だったり、達成が非常に困難だったりする物事のたとえ。「月内に納品なんて—だ」
むり‐さんだん【無理算段】
[名](スル)極めて苦しい状況の中でなんとか物事や金のやりくりをつけること。「—して借金を返す」
むり‐ざけ【無理酒】
飲みたくないのに、または飲めないのに、あえて酒を飲むこと。また、その酒。