きょう‐ねつ【狂熱】
狂おしいほどの激しい情熱。「—の恋」
きんぞく‐ねつ【金属熱】
鉱物性の粉塵(金属ヒューム)を吸入することで生じる、発熱などの症状。溶接作業や合金製造に伴う職業病の一つとして知られ、亜鉛や銅のヒュームによるものが多い。金属ヒューム熱。
きんぞくヒューム‐ねつ【金属ヒューム熱】
⇒金属熱
ぎょうこ‐ねつ【凝固熱】
液体または気体が凝固するときに外部に放出する熱量。融解熱または昇華熱に等しい。
ぎょうしゅく‐ねつ【凝縮熱】
気体が凝縮して液体になるときに放出する熱量。気化熱と等しい。
くうりき‐かねつ【空力加熱】
航空機や宇宙船などの飛行物体が空気中を高速運動するとき、空気が圧縮されて温度が上昇し、物体表面を加熱する現象。速度が超音速になると温度上昇が顕著になり、表面温度はマッハ数の2乗に比例する。
く‐ねつ【苦熱】
暑さに苦しむこと。また、厳しい暑さ。「夏日袷(あわせ)に袷羽織を着て恬として恥じず、又—の態をも見せない」〈鴎外・渋江抽斎〉
クリミアコンゴ‐しゅっけつねつ【クリミアコンゴ出血熱】
《Crimean-Congo hemorrhagic fever》クリミア‐コンゴウイルスの感染による病気。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一。1944年ウクライナのクリミア地方で...
けいりゅう‐ねつ【稽留熱】
1日の体温の高低の差が1度以内の高熱が持続する熱型。日本脳炎・結核性髄膜炎・肺炎などでみられる。
げ‐ねつ【解熱】
[名](スル)異常に高くなった体温を下げること。