き‐と
[副] 1 動作が瞬間的に行われるさま。急に。とっさに。「御輿を寄せ給ふに、このかぐや姫—影になりぬ」〈竹取〉 2 特に意図せずにある動作をするさま。思わず。ふと。「—寝入りたりけるに」〈梁塵秘...
牙(きば)を研(と)・ぐ
相手を倒そうと準備して待ち構える。爪(つめ)をとぐ。「報復の—・ぐ」
キューティクル【cuticle】
1 3層構造からなる毛髪のもっとも外側を構成する物質。たんぱく質が角質化し鱗状に重なっている。毛小皮。毛表皮。クチクラ。「—ケア」 →コルテックス →メデュラ 2 爪の根元の薄い皮。甘皮(あまか...
きょ【距】
[常用漢字] [音]キョ(漢) [訓]へだたる へだてる けづめ 1 一方から一方まで間が大きくあくこと。へだたり。「距離/測距儀」 2 鶏などのけづめ。「距爪(きょそう)」
きょ‐そう【距爪】
鶏などの蹴爪(けづめ)。
き・る【切る/斬る/伐る/截る/剪る】
[動ラ五(四)] 1 つながっているものを断ったり、付いているものを離したりする。特に、刃物などでものを分け離す。「枝を—・る」「爪(つめ)を—・る」「二センチ角に—・る」 2 ㋐刃物などで人...
きん【琴】
[常用漢字] [音]キン(漢) ゴン(呉) [訓]こと 〈キン〉 1 弦楽器の一。古代中国で、七弦のこと。「琴瑟(きんしつ)・琴線/弾琴」 2 弦楽器。また、鍵盤楽器の類。「月琴・提琴・風琴・...
ぎ‐こう【義甲】
弦楽器を演奏するときに、指先にはめたり指で持ったりして用いる爪(つめ)状の道具。箏爪(ことづめ)・ピックの類。つめ。
ぎり‐ぎり
頭頂にあるつむじ。転じて、頭の頂上。「爪先(つまさき)より—まで打ち込み」〈浄・宵庚申〉
くい‐こ・む【食(い)込む】
[動マ五(四)] 1 強く深く入り込む。食い入る。「縄が手首に—・む」「爪が肌に—・む」 2 他の範囲・領域にまで入り込む。「会議が昼休みに—・む」「初出場で堂々二位に—・む」「独占市場に—・む...