すすり‐な・く【啜り泣く】
[動カ五(四)]すすりあげるようにして泣く。しゃくりあげて泣く。「物陰で—・く」
そうっ‐と
[副]「そっと」を強めた言い方。「廊下を—歩く」「物陰から—見る」
たち‐き・く【立(ち)聞く】
[動カ五(四)]《「たちぎく」とも》 1 立ったままで聞く。「校庭で先生の話を—・く」 2 物陰に隠れるように立ち止まって、人の話をこっそり聞く。盗み聞く。「月より外に—・ける人ありとも知らで」...
たな‐おろし【棚卸(し)/店卸(し)】
[名](スル) 1 決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。「年度末に—する」《季 新年》「物陰に笑ふ鼠や—/一茶」 2 人や物...
なつ‐かげ【夏陰】
夏の日陰。夏の物陰の涼しい所。「—のつま屋の下に衣(きぬ)裁つ我妹(わぎも)裏設けて我がため裁たばやや大に裁て」〈万・一二七八〉
なつ‐の‐かげ【夏の陰/夏の蔭】
夏の、涼しい物陰。夏陰。「片岡のこの向つ峰(を)に椎(しひ)まかば今年の—にならむか」〈万・一〇九九〉
なんど‐めし【納戸飯】
遊女が客の目に触れないように納戸などの物陰でする食事。「—にも浅漬ならでは」〈浮・二代男・二〉
にゅっ‐と
[副]不意に現れたり、突き出たりしているさま。「物陰から—現れる」「煙突が—立つ」
ぬすみ・みる【盗み見る】
[動マ上一][文][マ上一]人に気づかれないようにこっそり見る。「物陰から—・みる」
ぬっ‐と
[副] 1 突然現れ出るさま。「物陰から—現れる」 2 急に立ち上がるさま。「—立ち上がる」