背水(はいすい)の陣(じん)
《「史記」淮陰侯伝の、漢の名将韓信が趙(ちょう)の軍と戦ったときに、わざと川を背にして陣をとり、味方に退却できないという決死の覚悟をさせ、敵を破ったという故事から》一歩もひけないような絶体絶命の...
白刃(はくじん)前(まえ)に交(まじ)われば流矢(りゅうし)を顧(かえり)みず
《「宋書」袁顗伝より》白刃が目の前で交差するような切迫した状況下では、飛んで来る流れ矢をかえりみている余裕などない。大難を前にしては、小難を顧みる余裕のないことのたとえ。
はた
[副] 1 唐突に物を打ったりぶつけたりするさま。「—とひざを打つ」 2 動作や状況が急に変わるさま。「—と思い当たる」「—と答弁に詰まる」 3 一点を見すえるさま。「—とにらみつける」 4 完...
はたんけねん‐さき【破綻懸念先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。現状では経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善計画等の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認め...
はってんいちゼロ‐ペーパー【8.10ペーパー】
国土交通省が平成24年(2012)8月10日に示した「日本航空の企業再生への対応について」と題する文書の通称。また、そこに記された措置。平成22年(2010)に経営破綻し会社更生法の適用を受けた...
はね‐かえ・す【跳ね返す】
[動サ五(四)] 1 水・泥などを、勢いよくはねさせる。「油膜が水滴を—・す」 2 向かってくるものなどに対抗して反撃する。「大関のつっぱりを—・す」 3 よくない状況を克服する。「重圧を—・す...
はめ【羽目】
《動詞「は(塡)める」の連用形からという》 1 建築で、板を平らに張ったもの。布羽目・太鼓羽目などがある。 2 (「破目」とも書く)成り行きから生じた困った状況。「結局手伝わされる—になる」
はん‐だん【判断】
[名](スル) 1 物事の真偽・善悪などを見極め、それについて自分の考えを定めること。「適切な—を下す」「なかなか—がつかない」「君の—にまかせる」「状況を—する」 2 吉凶を見分けること。占い...
はん‐ぽ【半歩】
1歩の半分。また、わずかな状況の展開。「交渉が—前進する」
ハーフ【half】
1 半分。2分の1。一対のうちの、片方の側。「—ボトル」「ベター—」 2 混血の人。混血児。 3 サッカーやラグビーなどで、試合の前半、または後半。「45分—(試合時間90分)」 4 「ハーフバ...