ま・す【申す】
[動サ四]動詞「もうす」の音変化。または、「う」の無表記か。「一の御子敦仁の親王と—・しけるぞ」〈栄花・月の宴〉 「世を忍ぶお身なれば一所には置き—・されず」〈浄・手習鑑〉
マスタバ【mastaba】
古代エジプトの墳墓。地下の墓室の上に、長方形で台状の建造物を石積みで築いたもの。個人のもので、古王国時代から中王国時代に盛んに営まれた。
ますだ‐こうぞう【升田幸三】
[1918〜1991]将棋棋士。広島の生まれ。昭和32年(1957)名人位を獲得、王将・九段と併せて3タイトルを独占。独特の風貌と鋭い棋風により人気を博した。
マスティク‐とう【マスティク島】
《Mustique》西インド諸島東部、セントビンセント及びグレナディーン諸島の島。グレナディーン諸島北部に位置する。サンゴ礁に囲まれた平坦な島で、高級リゾートとして知られる。英国のマーガレット王...
マスマク‐じょう【マスマク城】
《Qasr al-Masmak》サウジアラビアの首都リヤドの旧市街にある城砦(じょうさい)。リヤドの実権を握っていたラシード家が拠点を置いていたが、1902年にのちの初代国王イブン=サウード(ア...
マセル【Maseru】
アフリカ南部、レソト王国の首都。同国西部の標高約1600メートルの高原にあり、カレドン川に沿う。南アフリカとの国境からわずか2キロメートルに位置し、鉄道、幹線道路で結ばれる。1869年、ソト族の...
マゼラン‐クロス【Magellan's Cross】
フィリピン中央部、セブ島の都市セブにある木製の十字架。1521年、マゼランのフィリピン初上陸に際して作られたもの。この地の有力者だったフマボン王とファナ王女、および400人の臣下がフィリピンで最...
マタ‐ウツ【Mata Utu】
南太平洋、フランスの海外領土ウォリスフトゥナ諸島の首都。ウォリス諸島のウベア島東岸に位置する。政庁舎、王宮のほか、フランスの国立記念物に指定された、青みを帯びた火山岩を積み上げた大聖堂がある。
マタラム【Mataram】
インドネシア南部、ロンボク島の都市。西ヌサトゥンガラ州の州都。同島西岸に位置し、港と空港がある。オランダ統治時代の港だったアンペナン、政庁やビジネス街があるマタラム、華僑やアラブ系住民が多い商業...
マダマ‐きゅうでん【マダマ宮殿】
《Palazzo Madama》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノにある宮殿。トリノ王宮とともにカステッロ広場に面する。古代ローマ時代の砦があった場所に、14世紀にアカイア家の宮殿が建てら...