げん‐か【現果】
仏語。過去または現世の業因(ごういん)により、人が現世で受ける報い。
げん‐かい【顕界】
この世。現世。⇔幽界。
げんざい‐しょう【現在生】
⇒現世(げんせ)
げんざい‐せ【現在世】
⇒現世(げんせ)
げん‐しょう【現生】
「げんせ(現世)」に同じ。
現世(げんせ)安穏(あんのん)後生(ごしょう)善処(ぜんしょ)
《「法華経」薬草喩品から》法華経を信じる人は、現世では安穏に生活でき、後生ではよい世界に生まれるということ。
げん‐せい【現世】
1 ⇒げんせ(現世) 2 完新世(かんしんせい)のこと。地質時代としては現代なのでいう。
げんせ‐しゅぎ【現世主義】
1 前世や来世を考えず、現世の生活を重んじる立場。 2 現世での名声や利益を追う一種の快楽主義。
げん‐とう【現当】
仏語。現世と来世。この世とあの世。現未。げとう。
げん‐ぽう【現報】
仏語。三報の一。現世でつくった業因(ごういん)の報いを現世で受けること。