たかお‐まんだら【高雄曼荼羅】
京都高雄の神護寺蔵の、現存する日本最古の両界曼荼羅。天長年間(824〜834)空海が唐から請来(しょうらい)した彩色原本をもとに赤紫綾地に金泥・銀泥の描線を用いて描いたもので、唐代の画風を的確に...
たかはし【高梁】
岡山県西部、高梁川中流域にある市。もと板倉氏の城下町。臥牛(がぎゅう)山にある松山城は現存唯一の山城。旧称松山を明治2年(1869)に改称。人口3.5万(2010)。
たかまつ‐じょう【高松城】
高松にあった城。戦国時代、毛利氏の属将清水宗治の居城。天正10年(1582)羽柴秀吉(豊臣秀吉)の水攻めで開城。 高松にある城。生駒親正(いこまちかまさ)が築城。寛永19年(1642)松...
たけのうち‐りゅう【竹内流】
現存する柔術最古の一流派。天文元年(1532)に作州の人、竹内中務大夫久盛が創始したと伝える。柔術・捕手・小具足・拳・棒・杖などを含む。
たほう‐とう【多宝塔】
仏塔の一形式。本来は多宝如来を安置する塔をさす。日本では上層を円形、下層を方形とした塔身の二重塔をいい、下層屋根上の亀腹(かめばら)が特徴。現存最古の例として鎌倉時代初頭の石山寺のものがある。
ター‐パー‐デーン【Ta Pha Daen】
タイ中北部の都市スコータイ近郊のスコータイ歴史公園にあるヒンドゥー教の祠堂。12世紀前半、アンコールワットを建てたクメール朝スールヤバルマン2世の建立とされる。ラテライトの煉瓦(れんが)による小...
だい‐こうどう【大講堂】
1 (‐カウダウ) 学校・会社などの講堂のうち、大きいもの。 2 (‐コウダウ) 寺院にある大きな講堂。 (‐コウダウ) 比叡山延暦寺の堂舎の一。東塔にあり、天長元年(824)創建。再三火...
だいじおん‐じ【大慈恩寺】
中国、唐の高宗が648年、長安に建立した寺。玄奘(げんじょう)を首座(しゅそ)とし、翻経院を設けて仏典の漢訳を行い、法相宗を広めた。会昌の法難で廃絶したが、大雁塔は現存。慈恩寺。→雁塔
だいたいれい【大戴礼】
中国の経書。85編。そのうち39編が現存。前漢の戴徳撰。漢代以前の諸儒学者の礼説を集成したもの。大戴記。だたいれい。→礼記(らいき)
ダウガフピルス‐ようさい【ダウガフピルス要塞】
《Daugavpils cietoksnis》ラトビア南東部の都市ダウガフピルスにある要塞。18世紀にロシア皇帝アレクサンドル1世により建造。ナポレオン1世によるロシア遠征時に帝政ロシア軍の拠点...