もっ‐て【以て】
[連語]《「も(持)ちて」の音変化》 1 (多く「…をもって」の形で格助詞のように用いて) ㋐手段・方法を示す。「誠意を—交渉に当たる」「書面を—申し入れる」「好意を—迎えられる」 ㋑原因・理...
もっとも‐しごく【尤も至極】
[名・形動]全く道理にかなっていてうなずけること。また、そのさま。尤も千万。「—な理由」
もの
[接助]口語では活用語の終止形、文語では活用語の連体形に付く。順接の確定条件を表す。…(だ)から。…ので。「ゆくゆくは社長となる人です—、しっかりしているわ」「彼は努力家だ—、きっと成功する」...
ものから
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「から」から》活用語の連体形に付く。 1 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…ものの。「月は有明にて光をさまれる—、影さやかに見えて、なかなかをかしきあ...
もの‐だ‐から
[連語]活用語の連体形に付いて、原因・理由を表す。…ので。「君が大きな声を出す—鳥が逃げてしまった」
もので
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「で」から》活用語の連体形に付く。原因・理由を表す。…ものだから。…ので。「時間がない—、失礼する」「途中、事故があった—、遅れてしまった」 [補説]「で」は断...
ものゆえ
[接助]《形式名詞「もの」+形式名詞「ゆえ」から》活用語の連体形に付く。 1 理由・原因を表す。…だから。…ので。「どうしても行かれぬ—、よろしく伝えていただきたい」「悔しきことやうやうまさりゆ...
ものを
[接助]《「ものを」から》活用語の連体形に付く。 1 愚痴・恨み・不平・不満・反駁(はんばく)などの気持ちを込めて、逆接の確定条件を表す。…のに。…けれども。「これほど頼んでいる—、なぜ引き...
やかん‐ちゅうがく【夜間中学】
中学校において夜間に開設される学級の通称。なんらかの理由で中学校教育を修了しなかった者のために開設される中学校の特別課程。
やといどめ‐ほうり【雇い止め法理】
有期労働契約において使用者が客観的・合理的な理由なく契約更新を拒否すること(雇い止め)を違法とする考え方。労働者保護の観点から形成された判例法理で、そのような場合、契約は更新されたものとして扱われる。