む・す【生す/産す】
[動サ五(四)]生(は)える。生じる。「苔の—・した墓石」
むすい‐ありんさん【無水亜燐酸】
燐を不十分な酸素供給下で燃やすと得られる三酸化二燐の俗称。白色ろう状の固体。有毒。冷水と反応して亜燐酸(ホスホン酸)を生じる。化学式P2O3
むす‐ひ【産霊】
《「むす」は生じる、「ひ」は神霊の意。後世「むすび」とも》天地・万物を生み出す神霊。「皇産霊、此をば、み—と云ふ」〈神代紀・上〉
むでんきょく‐ほうでん【無電極放電】
内部に電極をもたない放電管に、外部から交流電圧をかけた際に生じる放電。
むはいらん‐しゅっけつ【無排卵出血】
排卵を伴わない月経様の出血。排卵を促すホルモンが正常に分泌されないことによって生じる。過労やストレスなどによるホルモンバランスの乱れが大きな要因とされるが、初経後しばらくの間と閉経前にも見られる...
むもう‐ていり【無毛定理】
《no-hair theorem》ブラックホールを特徴づける物理量が、質量・角運動量・電荷の三つしかないという定理。J=ホイーラーが「ブラックホールには毛がない」と述べたことに由来する。古典論的...
むりょうぎきょう【無量義経】
大乗経典。1巻。曇摩伽陀耶舎(どんまかだやしゃ)訳。481年成立。法華三部経の一。法華経の序論に当たる開経とされ、無相の一法から無量義、実相の諸法が生じることについて説いたもの。
ムンプス‐なんちょう【ムンプス難聴】
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の合併症で、原因ウイルスであるムンプスウイルスが内耳に感染することで生じる難聴。急性発症する難治性の高度難聴で、片耳に起こることが多い。15歳以下、特に5〜9歳に多...
め【芽】
1 植物の種子から最初にもえ出す茎・葉。また、茎・葉などが未発達の状態にあるもの。生じる位置により定芽・不定芽に、展開後の器官により葉芽・花芽・混合芽に、形成時期などにより夏芽・冬芽などに分けら...
めいそうしんけい‐はんしゃ【迷走神経反射】
外界からの刺激が、迷走神経の求心性線維を介して脳の中枢に伝わり、遠心性線維によって末梢の臓器や効果器に防衛反応が生じること。 [補説]気管に刺激を受けたとき、声帯の閉鎖に続いて急激な呼吸運動が起...