せ‐と【瀬戸】
《「狭門(せと)」の意。「せど」とも》 1 相対した陸地の間の、特に幅の狭い海峡。潮汐(ちょうせき)の干満により激しい潮流が生じる。 2 「瀬戸際(せとぎわ)」の略。「死ぬか生きるかの—に乗っか...
セマンティック‐エラー【semantic error】
プログラミング言語などで、ソースコードの記述に文法上の誤りはないが、意味の違いや矛盾によって生じるエラー。プログラムを実行するまで発見されないことが多い。→シンタックスエラー
セメント‐ペースト【cement paste】
粘性のある糊(のり)の状態のセメントのこと。セメントに水を加え、混ぜあわせた結果生じる。
セルライト【cellulite】
《Cellule(細胞)+-ite(鉱石の意を表す接尾辞)から》皮下の脂肪細胞同士が付着、また、脂肪細胞に老廃物が付着して固まったもの。大きくなると皮膚の表面がでこぼこになる。太もも・尻・下腹部...
セレモニアル‐ポール【ceremonial pole】
南極大陸に、観光用に設置された南極点の標識。マクマード基地近くに位置する。地球の極運動および氷床の移動のため、観測により決定される地理的な南極点(ジオグラフィックポール)とずれが生じる。
せ‐わり【背割(り)】
1 魚などの背を切り開くこと。 2 男物の羽織で、背縫いの裾を縫い合わせない仕立て方。 3 柱・縁桁(えんげた)などが建築後に亀裂を生じるのを防ぐため、あらかじめ見えない背の部分に、樹心に達する...
せんき‐あんてん【閃輝暗点】
視野の一部にぎざぎざ模様の光が現れ、20〜30分ほどで自然に消失する現象。視覚に関わる後頭葉の中枢が一時的に虚血状態になることによって生じる。一般に、偏頭痛の代表的な症状の一つとして知られるが、...
せんけい‐コンジローマ【尖圭コンジローマ】
ヒト乳頭腫ウイルスの感染によって性器の周辺に生じるいぼ状の腫瘍。性行為感染症の一つ。良性の腫瘍だが、まれに癌に移行することもある。
せんけんてき‐かんねんろん【先験的観念論】
カント哲学で、その認識論の立場。認識をすべて主観の所産とする経験的観念論に対して、空間に認識される事物の実在性を疑いはしないが、それは物自体ではなくて現象であり、人間の認識主観の先天的な直観形式...
せん‐ざい【浅在】
医学で、体や組織の浅いところにある、または生じること。表在。「—性潰瘍」→深在