そう‐り【層理】
堆積(たいせき)物や堆積条件の変化によって生じる成層構造。地層の断面では、ほぼ平行な縞模様としてみられる。
倉廩(そうりん)実(み)ちて礼節(れいせつ)を知(し)る
《「管子」牧民から》生活が安定してはじめて礼儀を重んじるゆとりが生じる。衣食足りて礼節を知る。
そ‐かく【疎隔】
[名](スル)うとくなって、へだたりができること。また、へだたりをつくること。「—が生じる」「ましてや内部生活の—した他人はなおさらの事である」〈寅彦・相対性原理側面観〉
そく【触】
仏語。 1 感覚器官である根と、対象物である境と、認識する心である識とが結びついたときに生じる精神作用。 2 十二因縁の一。生まれて2、3歳までの、まだ接触感覚だけのころとする。 3 六境の一。...
そく‐げん【塞源】
[名](スル)弊害などの生じる根本の原因をなくすこと。「抜本—」
そくじがた‐アレルギー【即時型アレルギー】
体内にアレルゲンとなる原因物質を取り込んだ際、ただちに生じるアレルギー。免疫グロブリンE(IgE)が関与し、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの疾患が知られる。即時アレルギー。Ⅰ型アレ...
そくせん‐しょう【塞栓症】
血管やリンパ管の中に、遊離した血栓や外部から入った脂肪・空気・寄生虫卵・細菌などの異物が詰まり、流れを止めるために生じる循環障害。詰まった場所から末端の組織に機能障害や懐死(えし)を起こす。
そしき‐ちけい【組織地形】
地質構造を反映した地形。特に、岩石・地質の浸食の受けやすさの違いによって生じる地形をさし、ケスタ・メサ・ビュートなどが知られる。→変動地形
そすい‐けつごう【疎水結合】
水に溶けにくい疎水性の分子が、水の分子にはじかれて集合する現象。疎水性分子間で相互に引力がはたらかなくても生じる。疎水効果。
そせい‐へんけい【塑性変形】
物体に外力を加えて変形させ、その後、外力を取り去っても残る変形。外力の大きさが弾性限界を超えた場合に生じる。