ちゅうせい‐しょくぶつ【中生植物】
乾燥地でも湿地でもない、普通の環境で生育する植物。日本の野生植物の大部分がこれに相当。
ちょうが‐ゆうせい【頂芽優生】
植物で、頂芽と側芽があるとき、頂芽は活発に生育し、側芽があまり生育しない現象。オーキシンの作用によるもので、一般的にみられる。
ちょうこうねつ‐きん【超好熱菌】
高温環境を好む好熱菌のうち、至適生育温度がセ氏80度以上のもの。古細菌が多く、温泉や海底の熱水噴出孔などで見られる。中には100度から120度の高温でも生育できる細菌が見つかっている。超高温菌。...
ちょすい‐そしき【貯水組織】
植物の貯蔵組織の一種で、水分をたくわえる柔組織。乾燥地に生育するものの葉や茎に多く、ムラサキオモト・リュウゼツランなどにみられる。
ち‐りょく【地力】
その土地が作物を生育させることのできる能力。土地の生産力。「—が衰える」
つうせいけんきせい‐さいきん【通性嫌気性細菌】
酸素がある環境でも生育できる嫌気性細菌。酸素がある環境では好気呼吸、酸素がない環境では無気呼吸によってエネルギーを得る。大腸菌・ブドウ球菌・サルモネラ菌など。通性菌。通性細菌。通性嫌気性菌。
つうせい‐こうアルカリきん【通性好アルカリ菌】
好アルカリ菌のうち、phが9以上でも生育でき、ph9未満で至適生育する微生物。
つち‐いれ【土入れ】
生育中の麦や陸稲(りくとう)などの根元に、土をふるいこむこと。霜害やむだな生長を防ぐために行う。
つち‐よせ【土寄せ】
[名](スル)生育中の畑作物の根元に土を寄せかけること。作物の倒伏や根の動揺を防ぎ、また除草のために行う。「ネギに—する」
ツンドラ‐きこう【ツンドラ気候】
ケッペンの気候区分による寒帯気候の一。符合はET。最暖月の平均気温がセ氏0以上10度未満。夏にはツンドラと呼ばれる永久凍土が溶けてコケ類や地衣類が育つが、農作物の生育には不適でトナカイの遊牧など...