にが‐わら・う【苦笑ふ】
[動ハ四]にがわらいをする。「下には用心して、—・ひてのみぞありける」〈平家・三〉
ねず‐の‐ばん【不寝の番】
1 一晩じゅう眠らないで番をすること。また、その人。不寝番(ふしんばん)。ねずばん。 2 江戸時代、遊女屋で、灯火の油などをさしたりしながら、一晩じゅう起きていて火の用心をする者。ねずばん。「廊...
バウンサー【bouncer】
1 跳びはねるもの。跳ね返る弓矢などのこと。 2 用心棒。 3 乳児用の椅子の一。乳児が体を動かすと、揺りかごのように座面が揺れ動く仕組みをもつもの。ベビーバウンサー。
火(ひ)危(あや)うし
昔、宮中などで、夜番の役人が見回りのときに発した言葉。「火の用心」の意。「あやしき男(をのこ)どもの声して、—など言ふも」〈源・浮舟〉
ひ‐の‐ばん【火の番】
1 火事に備えて番をすること。また、その人。《季 冬》「—の障子に太き影法師/虚子」 2 江戸幕府の職名。目付の支配に属し、江戸城内の火事の警戒にあたった。 3 大奥の女中職の一。各部屋の火の用...
火(ひ)を見(み)たら火事(かじ)と思(おも)え
少しの火を見ても火事になるかも知れないと心がけよ。物事には用心の上にも用心をせよというたとえ。
ふま・える【踏まえる】
[動ア下一][文]ふま・ふ [ハ下二] 1 しっかりと足で踏みつける。「大地を—・えて立つ」 2 判断のよりどころにする。根拠とする。「経験を—・えた助言」「事実を—・えて論じる」 3 あれこれ...
ふ‐ようい【不用意】
[名・形動] 1 用意していないこと。準備のととのっていないこと。また、そのさま。「—な(の)まま作業にかかる」 2 注意・用心の足りないこと。また、そのさま。「—な言葉を吐く」
ぶ‐ようじん【不用心/無用心】
[名・形動]《「不用心」の場合は「ふようじん」とも》 1 用心が足りないこと。警戒を怠ること。また、そのさま。「戸締まりの—な家」 2 物騒なこと。また、そのさま。「夜道の一人歩きは—だ」
へい【塀/屏】
用心や目隠しのため、家や敷地の境界に建てた板・土・ブロックなどの障壁。