いなか‐むしゃ【田舎武者】
「田舎侍」に同じ。
おくに‐もの【御国者】
1 地方の人。田舎者。 2 江戸時代、田舎侍のこと。
き‐おり【木折り/気折り】
[名・形動ナリ]無骨で愛想のないこと。また、そのさま。「田舎侍の、—に強(こはごは)しかりけるが」〈盛衰記・三〉
くに‐ざむらい【国侍】
1 地方の侍。田舎侍。 2 江戸時代、大名の領国に住む家臣。
せん・する【僭する】
[動サ変][文]せん・す[サ変]思い上がって身分・力量の上の人をまねる。おごって身分不相応なことをする。「公家を—・する田舎侍」「恩人ならぬ人はわが人好(よ)きに乗じて—・して我師となれり」〈鴎...
ぶ‐ざ【武左】
《「武左衛門」の略》田舎侍をあざけっていう語。特に遊里で、やぼな武士についていう。「—だから泊りはしやせん」〈洒・辰巳之園〉
ぶざ‐め・く【武左めく】
[動カ四]武左(田舎侍)のような、やぼな振る舞いをする。「おのが身の—・いたるは、あさましくもありけり」〈滑・浮世風呂・三〉
やま‐さん【山様】
1 江戸の下谷(したや)・品川の遊里で、上野寛永寺や芝の増上寺の坊主客のこと。「—といふは品川初会なり」〈柳多留・八〉 2 《山出しの侍の意から》江戸の遊里で田舎侍の客のこと。「侍客の—なら、ぬ...