お‐はなばたけ【御花畑／御花畠】
１ 「花畑」の美化語。 ２ 高山で、高山植物が群生する場所。夏の短期間にいっせいに開花するところからいう。《季 夏》「—見下ろしつつも峰づたひ／泊月」
きりかえ‐ばた【切（り）替え畑】
１ 森林・原野を切り開いて畑作をし、地力が衰えると森林や原野に戻すことを繰り返す耕作法。また、その畑。 ２ ⇒焼き畑(はた)
くわ‐ばたけ【桑畑／桑畠】
桑を植えた畑。《季 春》「長良川少し遡(のぼ)れば—／杞陽」
さいたら‐ばたけ【才太郎畑】
１ 地獄と極楽との間にある、また、この世とあの世との間にあるとされる畑。「—のかがしかと、見るに付け聞くにふれ、あの世にたぐふぞあぢきなき」〈浄・二つ腹帯〉 ２ どっちつかずであること。中途半端...
しん‐ばた【新畑】
《「しんはた」とも》新しく開墾された畑。
じゅく‐ばた【熟畑】
よく耕して、手入れのゆきとどいている畑。
た‐はた【田畑／田畠】
田と畑。でんばた。
だんだん‐ばたけ【段段畑】
山や丘の斜面に段状につくられた畑。だんばた。
だん‐ばた【段畑】
「段段畑(だんだんばたけ)」に同じ。
ちゃ‐ばたけ【茶畑】
茶の木を植えた畑。茶園。《季 春》「—に入日しづもる在所かな／竜之介」
