ケルカリア【(ラテン)cercaria】
吸虫類の発育過程の一時期の名称。第1中間宿主の貝の体内で発生、一般におたまじゃくし形で口と腹とに吸盤をもつ。水中に泳ぎ出して第2中間宿主の魚類・甲殻類の体内に入り、尾を失って被嚢(ひのう)すると...
ケルダール‐ほう【ケルダール法】
試料に含まれる窒素の量を求める分析方法の一。試料を濃硫酸中で加熱し、含まれる窒素を硫酸アンモニウムに変える。これを蒸留して発生するアンモニアの量から窒素量を定量する。食品などの有機物や鉱物に含ま...
ケルート‐さん【ケルート山】
《Gunung Kelud》インドネシア、ジャワ島東部にある活火山。標高1731メートル。西暦1000年以降、30回以上噴火を繰り返している。1991年には大規模な火山泥流が発生し、5000人以...
けんこう‐かんさつ【健康観察】
1 主に小・中学校で、学級担任が日常的に児童・生徒の心身の健康状態を把握すること。体調不良や心の問題を早期に発見・対応するのがねらい。 2 新型インフルエンザなどの感染症の拡大を防止するための水...
けんこうきき‐かんり【健康危機管理】
医薬品・食中毒・感染症・飲料水など何らかの理由で国民の生命・健康の安全を脅かす事態が生じた場合に、厚生労働省の所管で行われる、健康被害の発生予防・拡大防止・治療等に関する業務。また、自然災害・犯...
けんり‐かぶ【権利株】
会社の成立前または新株発行の効力発生前における株式引受人の地位。または株式の引受けによる権利。
ケーツーケー‐じっけん【K2K実験】
《K2KはKEK to Kamiokaの略》人工的に発生させたニュートリノによってニュートリノ振動が起きているかどうかを検証する実験の通称。正式名称は「つくば神岡間長基線ニュートリノ振動実験」。...
げいよ‐じしん【芸予地震】
瀬戸内海の安芸灘(あきなだ)を震源地とする地震。 1 明治38年(1905)6月2日に発生したマグニチュード7¼の地震。瀬戸内海を挟んだ広島県南部と愛媛県北部で被害が大きく、建造物倒壊のほか鉄道...
げきつい【撃墜】
柳田邦男によるノンフィクション。副題「大韓航空機事件」。1983年に発生した大韓航空007便のソ連軍による撃墜事件と、事件にまつわる国際情報戦の内実を描く。昭和59年(1984)、上下2冊で刊行。
ゲマインシャフト【(ドイツ)Gemeinschaft】
ドイツの社会学者、テンニエスが設定した社会類型の一。人間が地縁・血縁・精神的連帯などによって自然発生的に形成した集団。家族や村落など。共同社会。⇔ゲゼルシャフト。