あか‐まんぼう【赤翻車魚】
アカマンボウ目アカマンボウ科の海水魚。全長約2メートル。体は著しく側扁した楕円形。体色は背が赤紫色で、ひれは鮮紅色。頭や体側に銀白色の斑点が散在。温・熱帯の外洋の表層を遊泳。食用。まんだい。
あか‐み【赤身】
1 動物、特に魚の肉の赤い部分。⇔白身。 2 木材の中心部の赤みを帯びた堅いところ。心材。⇔白太(しらた)。
あか‐みそ【赤味噌】
赤みがかった色の味噌。大豆に、米・大麦または大豆の麹(こうじ)と食塩とを混合して熟成させたもの。辛口が多い。仙台味噌・田舎味噌・江戸味噌など。あか。→白味噌
あか‐め【赤目/赤眼】
1 疲れ・病気などのため、赤く充血した目。 2 虹彩(こうさい)の色素が少なくて、眼底の血の色が透けて赤く見える目。白ウサギの目など。 3 フラッシュを使って撮影した写真で、瞳が赤く写ること。ま...
あかめ‐もち【赤芽黐】
バラ科の常緑小高木。暖地の山野に自生。カナメモチともいい、生け垣などに用いる。葉は長楕円形で表面につやがあり、裏面は黄緑色。若葉は赤い。初夏、白色の小花を多数つける。
あかめ‐やなぎ【赤芽柳】
1 ヤナギ科の落葉高木。山野に自生。若葉は紅褐色の毛で覆われるが、のちに毛がなくなり、表面は緑色で裏面は銀白色になる。雌雄異株で、春、黄色の花が咲く。まるばやなぎ。 2 フリソデヤナギの別名。
あか‐もず【赤鵙】
モズ科の鳥。全長約20センチ。上面は赤みのある褐色で、下面は白い。日本には中部地方以北に夏鳥として渡来。
あか‐もの【赤物】
ツツジ科の常緑小低木。高山に生え、高さ10〜30センチ。葉は卵形で先がとがり、毛がある。夏、柄の長い釣鐘状の白い花が咲く。実は熟すと赤くなり、食べられる。いわはぜ。
あか‐らく【赤楽】
楽焼(らくや)きの一。素地に酸化鉄の粘土を塗って赤色をつけ、透明の釉(うわぐすり)をかけて焼いたもの。古くは、赤土に白釉(はくゆう)をかけて焼いた。
あかり【明(か)り】
1 光。明るさ。「—がさす」 2 ともしび。灯火。「—を消す」 3 潔白であることの証明。疑いを晴らす証拠。あかし。「なに、—を立てねば帰られぬ」〈伎・青砥稿〉 4 その時期が過ぎること。あけ。...