ほう‐けん【封建】
《封土を分けて諸侯を建てるの意》天子・皇帝・国王などが、直轄領以外の土地を諸侯に分け与え、領有・統治させること。また、そのような制度。
ほう‐さんしょう【法三章】
《「史記」高祖本紀から》漢の高祖が秦を滅ぼした後、秦の始皇帝の定めた厳しい法律を廃し、殺人・傷害・窃盗だけを罰するとした3か条の法律。転じて、法律を簡略でゆるやかなものとし、法治万能主義を排すること。
ほう・じる【崩じる】
[動ザ上一]「ほう(崩)ずる」(サ変)の上一段化。「皇帝が—・じる」
ホーエンザルツブルク‐じょう【ホーエンザルツブルク城】
《Festung Hohensalzburg》オーストリア中部の都市、ザルツブルクの旧市街南部の高台にある城。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世の間に起こった叙任権闘争の際...
ホーエンツォレルン‐け【ホーエンツォレルン家】
《Hohenzollern》ドイツの王家。南ドイツの小貴族であったが、1415年からブランデンブルク選帝侯。1701年から1918年までプロイセン王家、1871年以降はドイツ皇帝を兼ねた。
ホーフブルク‐きゅうでん【ホーフブルク宮殿】
《Hofburg》 オーストリアの首都、ウィーンの旧市街中心部にある宮殿。1918年まで、約600年にわたるハプスブルク家歴代の神聖ローマ皇帝およびオーストリア皇帝の居城。現在は博物館、美術館...
ボティーフ‐きょうかい【ボティーフ教会】
《Votivkirche》オーストリアの首都、ウィーンの中心部にあるネオゴシック様式の教会。皇帝フランツ=ヨーゼフ1世が暗殺未遂事件から無傷で生還したことを受け、弟のマクシミリアン1世の呼びかけ...
ボルダ‐ていえん【ボルダ庭園】
《Jardín Borda》メキシコ中南部、モレロス州の都市クエルナバカにある庭園。18世紀にタスコの鉱山の銀採掘で財を成した、ホセ=ボルダの命により建設。マクシミリアン皇帝が別荘として利用した。
ボローニャ‐だいがく【ボローニャ大学】
イタリアのボローニャにある国立大学。ヨーロッパ中世大学の原型となった最古の大学で、1158年神聖ローマ帝国皇帝から法学研究を主とする大学として公認された。のち、総合大学に発展。
ボローニャ‐の‐しゃとう【ボローニャの斜塔】
《Torri di Bologna》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ボローニャにある塔の通称。旧市街中心部、ポルタラベニャーナ広場にある2本の塔を指す。約97メートルのアジネッリの塔と...