ひじり‐づか【聖柄】
三鈷柄(さんこづか)の刀剣。一説に、柄に鮫皮(さめがわ)をかけない木地のままのものともいう。
ひぜん‐だに【皮癬蜱】
ヒゼンダニ科のダニ。体長0.3ミリほどで、円盤形をし、第1・2歩脚に吸盤をもつ。人間の皮膚に寄生し、疥癬(かいせん)を起こす。疥癬虫。
ひ‐そう【皮層】
植物の茎や根の、表皮と中心柱との間の層。主に柔細胞からなる。地上茎では葉緑体を含み光合成を営むことが多く、地下茎・根ではでんぷんなどを蓄える貯蔵組織になる。
ひ‐だこ【火胼胝/火斑】
火に長くあたったときに皮膚にできる、赤いまだらの模様。
ひっ‐しき【引っ敷】
1 毛皮に緒をつけて腰の後ろに当て、座るときに敷物としたもの。腰当て。尻皮。 2 「引っ敷の板」の略。 3 敷物。ひしきもの。「火燵(こたつ)に紫ぶとんを掛け、茶繻子(ちゃじゅす)の—」〈浮・織...
ひっ‐ぱが・す【引っ剝がす】
[動サ五(四)]《「ひきはがす」の音変化》勢いよくはがす。手荒くはがす。ひっぺがす。ひっぱぐ。「ガムテープを—・す」「化けの皮を—・す」 [可能]ひっぱがせる
ひつじ【羊】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科ヒツジ属などの哺乳類の総称。中形で、毛は柔らかく、角は大きくて渦巻き状。主に地上の草をかみ切って食べ、群れで暮らす。地中海沿岸から中央アジア、北アメリカ西部の山岳地帯に分...
羊(ひつじ)の皮(かわ)を着(き)た狼(おおかみ)
《a wolf in sheep's clothing/a wolf in a lamb's skin》親切そうにふるまっているが、内心ではよからぬことを考えている人物のたとえ。新約聖書から。羊...
ひと‐かわ【一皮】
1 1枚の皮。皮1枚。 2 本質・素質を覆い包むもの。物事のうわべの姿など。「—むけば、金の亡者だ」
ひとくい‐バクテリア【人食いバクテリア】
劇症型溶血性連鎖球菌感染症の原因となる細菌群の通称。発症後、急速に手足の筋肉や皮膚などを壊死させ、多臓器不全から死に至る場合もあることから。また、劇症型溶血性連鎖球菌感染症のこと。→溶血性連鎖球菌