ベネチア【Venezia】
イタリア北東部、アドリア海に臨む港湾都市。市街地は約120の小島を約400の橋で結んだ水の都で、運河が176あり、ゴンドラによる交通が有名。サンマルコ大聖堂など歴史的な建物が多い。7世紀ころから...
ベバシズマブ【bevacizumab】
抗癌剤(こうがんざい)の一。血管新生阻害剤と呼ばれる分子標的治療薬の一種で、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の働きを抑制し、癌細胞(がんさいぼう)に栄養を供給する血管の形成を阻害することにより、...
ベラム【vellum】
子牛・子羊などの皮をなめして作った上質の皮紙。現在はおもに表紙の材料として用いるが、古くは上等の写本用紙としても用いられた。
ベルガモット【bergamot】
ミカン科の常緑低木。花は白い。果皮から、オーデコロンなどの香料の原料とする油をとる。主産地はイタリア。
ベルツ‐すい【ベルツ水】
皮膚の荒れ止め用化粧水。グリセリン・アルコール・水酸化カリウムを主成分とする。凍傷初期の塗布剤。ベルツの処方による名。
ベロ‐さいぼう【ベロ細胞】
《Vero cell》アフリカミドリザルの腎臓上皮細胞から1962年に分離され、培養・維持されている細胞株。ウイルスの分離・増殖、大腸菌由来の毒素の検査などに用いられる。名は、原患者氏名の略称に...
ベンエズラ‐シナゴーグ【Ben Ezra Synagogue】
エジプトの首都カイロの旧市街、オールドカイロにあるシナゴーグ。ファーティマ朝時代の8世紀に創設され、同国最古のものとして知られる。19世紀末にゲニザ文書とよばれる大量の羊皮紙の巻物が発見され、1...
ベンガル‐ぼだいじゅ【ベンガル菩提樹】
クワ科の常緑高木。高さ20〜30メートル。樹皮は灰白色。幹から気根を出して地面に達し、林のようになる。葉は楕円形。実はイチジクに似て赤く、食用。ヒマラヤやインドの原産。バンヤン樹。
ベータ‐せん【β線/ベータ線】
放射線の一。原子核のβ崩壊で放出される高速度の電子または陽電子の流れ。人工的にはベータトロンなどで加速して発生させる。透過力や電離作用はα(アルファ)線とγ(ガンマ)線との中間。空気中を透過する...
ベーチェット‐びょう【ベーチェット病】
アフタ性口内炎・陰部潰瘍(かいよう)・虹彩炎などを主症状とし、発疹(はっしん)・発熱・関節痛などもみられる原因不明の病気。再発を繰り返し、ついには失明することが多い。指定難病の一つ。1937年に...