かさ‐ぶた【瘡蓋/痂】
傷などの表面に、にじみ出た漿液(しょうえき)・膿(うみ)・血液などが乾いて固まってできる皮。痂皮(かひ)。
かさもり‐いなり【笠森稲荷】
大阪府高槻市にある笠森(かさのもり)神社の通称。また、そこから勧請(かんじょう)された神社。江戸谷中にあったものが著名。瘡(かさ)(皮膚病)よけに利益があるとされた。
瘡(かさ)を掻(か)・く
皮膚病にかかる。特に、梅毒にかかる。「業平(なりひら)の—・かぬも不思議なり」〈柳多留・四〉
かさんか‐ししつ【過酸化脂質】
脂質の過酸化物。ふつう不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化された物質をさす。血管内に付着して動脈硬化の原因になったり、皮膚細胞に作用してしみやしわを作ったりする。
かざ【香/香気/臭気】
におい。かおり。「お酒の—がして」〈上司・鱧の皮〉
かざ‐ほろし【風疿】
《「ほろし」は発疹(ほっしん)のこと。「かざぼろし」とも》風邪の熱などがもとで皮膚に生じる小さな発疹。かざはな。〈和名抄〉
カシア【cassia】
クスノキ科の常緑高木。葉は光沢があり、花は黄白色。夏、小粒の実ができる。中国・インドシナの原産。樹皮を乾燥させたものは、シナモンより香りが強く、菓子、料理の香味料として用い、また、漢方では桂皮と...
カシュー‐ナッツ【cashew nuts】
カシューの木の実。曲玉(まがたま)形で、長さ2〜3センチ。堅い果皮をむき、火にあぶってから食用にする。
かしらん
《係助詞「か」に動詞「し(知)る」の未然形と打消しの助動詞「ず」の連体形の付いた「かしらぬ」の音変化》 [終助]「かしら
」に同じ。「何が言いたいの—」「あれでもすむ事—」〈滑・浮世床・初〉 ...
か‐じつ【果実】
1 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性...