あつかわ‐づら【厚皮面】
[名・形動]《近世語》厚かましいこと。また、そのさまや、その人。鉄面皮。「—な、昼日中…目利きの家へ偽者を」〈浄・女腹切〉
からもの‐ぶぎょう【唐物奉行】
室町幕府の職名。同朋衆(どうぼうしゅう)が任ぜられ、主に唐物の目利き・管理を行った。
かん‐てい【鑑定】
[名](スル) 1 書画・骨董(こっとう)・刀剣・資料などの真贋・良否などを判定すること。目利き。「筆跡を—する」 2 物事を判断すること。また、その判断。「ねぼけてあんな珍語を弄するのだろうと...
きわめ【極め】
1 刀剣・書画・骨董(こっとう)などの価値をみきわめること。鑑定。目利き。また、その鑑定書。「—をつける」 2 推し進めた最後のところ。極限。果て。きわみ。「運の—ぞ無念なる」〈謡・熊坂〉 3 ...
けん‐じょ【見所】
《「けんしょ」とも》 1 見物席。観客席。また、見物人。主に能楽でいう。 2 芸の上で悟りえたところ。芸のみどころ。「目利きの見出だす—にあるべし」〈花鏡〉 3 見地。立場。「親句、疎句の—をは...
ほんあみ【本阿弥】
姓氏の一。室町初期に始まる刀剣鑑定の家柄。 [補説]「本阿弥」姓の人物本阿弥光悦(ほんあみこうえつ) 《から転じて》鑑定家。目利(めき)き。「覚えあらば兜(かぶと)の—、目利(めき)き目利...
めきき‐だて【目利き立て】
目利きであることを自慢すること。「商人の慎むべきは…、—、芸自慢」〈浮・新永代蔵〉
めきき‐ちがい【目利き違い】
目利きをしそこなうこと。鑑定ちがい。