ひき‐め【蟇目/引目】
《「響目(ひびきめ)」の略。射たときに音を響かせるところからいう。また、穴の形が蟇の目に似ているからともいう》朴(ほお)または桐(きり)製の大形の鏑(かぶら)。また、それをつけた矢。犬追物(いぬ...
ひけ‐め【引け目】
[名・形動] 1 自分が他人より劣っていると感じること。劣等感。気おくれ。「—を感じる」 2 自分で意識している弱み・欠点。「こちらにも—がある」 3 目立たないように、自分の言動などをおさえる...
ひげ‐だいもく【髭題目】
日蓮宗で、題目「南無妙法蓮華経」の7字を、「法」以外の6字の筆端をひげのように伸ばして書いたもの。法の光を受けて万物が真理の活動に入る姿を表したものという。跳ね題目。
ひじ‐ちょうもく【飛耳長目】
《遠くのことをよく見聞きする耳と目の意から》 1 観察が鋭く深いこと。 2 見聞・知識を広める書籍のこと。長目飛耳。
ひじり‐め【聖目】
「聖目(せいもく)」を訓読みした語。「わが手もとをよく見て、ここなる—をすぐにはじけば」〈徒然・一七一〉
ひっしゅう‐かもく【必修科目】
学生・生徒が必ず履習しなければならない科目。⇔選択科目。
ひとかわ‐め【一皮目】
「一重瞼(ひとえまぶた)」に同じ。
ひとつ‐め【一つ目】
1 目が一つであること。「—の化けもの」 2 《「め」は接尾語》順番の最初。1番目。「乗り換えて—の駅で降りる」
ひと‐め【一目】
1 一度だけ、または、ちょっとだけ見ること。「—見て気に入る」「—で正体を見破る」 2 一度に広い範囲を見渡すこと。「町が—で見渡せる」 3 目の中いっぱい。「涙を—受けて見おこせ給へる」〈源・須磨〉
ひと‐め【人目/人眼】
1 他人の目。世間の人の見る目。「—を避ける」 2 人の往来。人の出入り。「しるきかな浅茅いろづく庭のおもに—かるべき冬の近さは」〈風雅・秋下〉