あかつきとゆうべのうた【暁と夕の詩】
立原道造の第2詩集。昭和12年(1937)12月、私家版で刊行。全10編のソネットからなり、「或る風に寄せて」「眠りのほとりに」などの作品を納める。
あさ・い【浅い】
[形][文]あさ・し[ク] 1 表面から底まで、また入り口から奥までの距離が短い。深さが少ない。「—・い池」「—・い鍋(なべ)」「—・い洞窟(どうくつ)」⇔深い。 2 物事の程度や分量、また、か...
い【寝】
寝ること。眠り。「心とけたる—だに寝られずなむ」〈源・空蝉〉 [補説]多く、動詞「ぬ(寝)」をあとに伴って「いをぬ」「いぬ」の形で、また、「朝寝(あさい)」「安寝(やすい)」などと熟して用いる。
い‐ぎたな・い【寝穢い】
[形][文]いぎたな・し[ク]《「い」は寝ることの意》 1 眠りをむさぼっている。眠り込んでいてなかなか起きない。「—・く眠りほうける」 2 寝相が悪い。「—・く枕を外し、差櫛を刎(は)ね飛ばし...
いさ‐な【小魚/細小魚】
小さな魚。ざこ。一説に磯魚(いそな)の意とも。「浅瀬行く—とるとや夢にさへみぎはの鷺の眠り立つまは」〈草根集・六〉
いっ‐すい【一睡】
[名](スル)ちょっと眠ること。ひと眠り。「—もしない」「食後、—してから出かける」
い‐ながら【居乍ら】
[副] 1 (「いながらに」「いながらにして」の形で)その場にじっとしていて。その場を動かないで。「—にして世界の情勢を知る」 2 座ったままで。その場で。即座に。「—眠り入りたりける夢に」〈今...
い・ぬ【寝ぬ】
[動ナ下二]《名詞「い(寝)」+動詞「ぬ(寝)」から》寝る。眠りにつく。「ここは気色ある所なめり。ゆめ—・ぬな」〈更級〉
寝(い)も寝(ね)◦ず
眠りもしない。「冬の夜の明かしも得ぬを—◦ずに」〈万・一七八七〉
うさぎとかめ【兎と亀】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。ウサギとカメが山のふもとまで競走をするが、足の速さに自信のあるウサギは途中で居眠りをしてしまい、着実に歩を進めたカメに敗れる。