はく‐ないしょう【白内障】
水晶体が混濁して視力が低下する病気。瞳孔(どうこう)が白く見えるので、白そこひともいう。糖尿病や外傷によるもの、先天性のものなどがあるが、老人性のものが多く、手術により視力の回復を図る。
ひとみ【瞳/眸】
1 目の虹彩、あるいは虹彩と瞳孔(どうこう)のこと。黒目。「青い—」「つぶらな—」 2 瞳孔。どう。「目薬で—を広げる」「入射—」 3 比喩的に、目。また、視線。「—を閉じる」「—を凝らす」「ま...
ほうてき‐のうしはんてい【法的脳死判定】
臓器移植を行おうとする場合に、臓器移植法に基づき、臓器提供者となる患者について、脳幹を含む脳のすべての機能が不可逆的に停止した状態であることを確認する手続き。深昏睡(痛み刺激に対し全く反応しない...
ぼう‐し【眸子】
ひとみ。瞳孔(どうこう)。瞳子。「群集の—、均しく訝(いぶか)しげに小門の方に向えり」〈木下尚江・火の柱〉
ぼう‐すい【房水】
眼球の角膜と虹彩(こうさい)との間、および虹彩と水晶体との間を満たす液。眼圧を一定に保ち、角膜や虹彩、水晶体などに栄養を与えるとともに、老廃物を外へ運び出す。眼房水。 [補説]房水は毛様体で産生...
みゃくらく‐まく【脈絡膜】
眼球壁を構成する薄膜の一。網膜と強膜との間にある。血管とメラニン色素に富み、眼球の栄養をつかさどり、瞳孔以外からの光を妨げて眼球内の暗さを一定にしている。
りょく‐ないしょう【緑内障】
眼圧が異常に高くなり、視神経が障害されて視力が低下する病気。急性では眼痛・頭痛・嘔吐(おうと)などの症状があり、進行すると鼻の側からしだいに視野が狭くなり、失明する。瞳孔が散大して青緑色にみえる...
りんしょうてき‐のうししんだん【臨床的脳死診断】
主治医等が治療方針を決定するために、患者が脳死となっている可能性が高いかどうか臨床的に診断すること。診断基準は法的脳死判定とほぼ同じだが、患者の脳に致命的な損傷を与える可能性がある無呼吸テストは...
わに【鰐】
1 ワニ目の爬虫(はちゅう)類の総称。大形のものは全長7メートルに達し、胴がやや平たく、尾が強大。体表は硬い鱗板(りんばん)で覆われ、吻(ふん)は長く伸び、大きく鋭い歯が並ぶ。瞳孔は縦長。水中生...