さいせき‐どう【砕石道】
砕石を用いて舗装した道路。
さいせきパイル‐こうほう【砕石パイル工法】
砕石を使って軟弱な地盤を改良する工事。地面に直径約40センチの縦穴を掘り、砕石を詰め込んで地盤を締め固めていく。地震の揺れや液状化に強く、環境への影響が少ないなどの長所がある。
さい‐せつ【砕屑】
細かく砕けたもの。砕片。「—鉱床」
さいせつ‐がん【砕屑岩】
風化・浸食作用で生じた岩石の破片が水底に堆積(たいせき)・固結してできた岩石。礫岩(れきがん)・砂岩・泥岩など。
さいせつ‐きゅう【砕屑丘】
⇒火砕丘(かさいきゅう)
さいせつ‐ぶつ【砕屑物】
岩石が風化・浸食によって細かく砕けてできた破片や粒子。砂礫・シルト・粘土など。
さい‐ど【砕土】
田畑を耕起した後、ハローなどの農機具を用いて、土の塊を細かく砕くこと。
さいどう‐ふう【砕動風】
世阿弥が説いた、能における鬼の演じ方の一。形は鬼でも心は人間であるように演じること。身心に力を入れず、軽やかに細かく身を動かす。→力動風(りきどうふう)
さい‐は【砕波】
沖合からの波が岸に近づく際に起こる現象。水深が浅くなるにつれて波長が縮むと同時に波高が増し、やがて波形が不安定となって前方にくずれ落ちる。
さい‐は【砕破/摧破】
[名](スル)くだきこわすこと。また、くだけやぶれること。破砕。「これを—すること、甚だ易(やす)かりしなり」〈中村訳・西国立志編〉