くだ・く【砕く/摧く】
[動カ五(四)] 1 強い力を加えて、固い物やかたまりになっている物を細かくする。「岩を—・く」 2 勢いを弱らせる。計画などをつぶす。くじく。「野望を—・く」 3 ㋐(「心をくだく」の形で)...
くだけ【砕け】
1 砕けること。また、砕けたもの。 2 結末。なりゆき。事情。「翌の朝の—をあんじ思案とりどり」〈洒・多佳余宇辞〉
くだけ‐まい【砕け米】
籾摺(もみす)りや精白の過程で、砕けた米。
くだ・ける【砕ける/摧ける】
[動カ下一][文]くだ・く[カ下二] 1 固い物やかたまりになっている物が、衝撃などで小さくばらばらになる。「コップが粉々に—・ける」「波が—・ける」 2 釣り合いがとれなくなって、くずれる。ま...
さい【砕〔碎〕】
[常用漢字] [音]サイ(呉)(漢) [訓]くだく くだける 1 くだく。くだける。「砕石・砕氷船/玉砕・撃砕・破砕・粉砕・粉骨砕身」 2 こまかい。「零砕」
さい‐こう【砕鉱】
[名](スル)有用な鉱物を取り出すため、掘り取った鉱石を砕くこと。「—機」
さい‐しん【砕心/摧心】
[名](スル)いろいろと気をつかって苦労すること。「—勉励すれども之を慰労する者に乏しく」〈織田訳・花柳春話〉
さい‐しん【砕身/摧身】
[名](スル)身をくだくほどに苦労すること。「粉骨—する」
さい‐せき【砕石】
[名](スル) 1 岩石を砕くこと。また、砕かれた石。「機械で—する」 2 役に立たない物事のたとえ。「—朽木(きゅうぼく)」
さいせき‐じゅつ【砕石術】
膀胱(ぼうこう)などの結石を機械的に、または衝撃波などによって粉砕して除去する手術。砕石手術。