はな‐みずき【花水木】
ミズキ科の落葉小高木。樹皮は灰黒色。葉は楕円形で、秋に紅葉する。4、5月ごろ、4枚の紅または白色の苞(ほう)のある花を開き、実は赤く熟す。北アメリカの原産。明治45年(1912)に贈った桜の返礼...
はにかみのくに【はにかみの国】
石牟礼道子の全詩集。平成14年(2002)刊行。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
は‐ぶたえ【羽二重】
縦糸・横糸に良質の撚(よ)りのない生糸を用いて、多く平織りとした後(あと)練りの絹織物。肌触りがよく、つやがある。礼服や羽織・羽織裏・胴裏地などに用いる。
はやし‐もの【囃子物】
1 中世の芸能で、笛・鼓・太鼓などではやしながら歌舞・物真似(ものまね)などを行うもの。多くは、作り物や風流(ふりゅう)を伴う。祭礼などに行われた。 2 狂言謡の一。1が狂言に取り入れられたもの...
ハラメモタッハル‐ひろば【ハラメモタッハル広場】
《Falake-ye Haram-e Motahhar》イラン北東部の都市マシュハドの中心部にある広場。同地で殉教したイスラム教シーア派第8代イマームのレザーが眠る霊廟(れいびょう)を中心とする...
ハラーム‐モスク【Haram Mosque】
サウジアラビア中西部の都市メッカにあるイスラム寺院。イスラム教徒にとって最も神聖なカーバ神殿がある。イスラム教の礼拝は同神殿に向かって行われるため、このモスクには世界で唯一、メッカの方向を示すミ...
ハリッサ【Harissa】
レバノン西部の町。ベイルートの北約20キロメートル、海岸保養地のジュニエの東郊に位置する。標高約650メートルの丘の上にレバノンの聖母と呼ばれるマリア像があり、巡礼地として有名。
ハリマンディル‐サーヒブ【Harmandir Sahib】
インド北部、パンジャブ州の都市アムリツァルにあるシク教寺院。16世紀、シク教第4代教祖ラーム=ダスにより建設がはじめられ、17世紀初頭に完成。「アムリタサラス」(不死の池)を白大理石の回廊が囲み...
ハルキ‐とう【ハルキ島】
《Chalki/Χάλκη》ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶ島。イタリア語名カルキ島。ドデカネス諸島に属し、コス島とロードス島の間に位置する。同諸島中の有人島の中で最も小さい。中心地はエンボリオ。...
はるのしろ【春の城】
阿川弘之の処女長編小説。第二次大戦下を生きた一青年の青春を描く。昭和27年(1952)刊。同年、第4回読売文学賞受賞。
石牟礼道子による長編小説。島原の乱をテーマとする歴史大作。著者初の新聞...