もの‐よし【物吉】
1 めでたいこと。祝いの言葉にいう。 2 ハンセン病のこと。〈日葡〉
もも‐か【百日】
1 ひゃくにち。また、多くの日数。「—しも行かぬ松浦路(まつらぢ)今日行きて明日は来なむを何か障(さや)れる」〈万・八七〇〉 2 子供が生まれて100日目。また、その日の祝い。餅をついて祝う。「...
やうつり‐がゆ【家移り粥】
家の新築など、転宅の祝いに作る粥。家渡り粥。
やなぎ‐ばし【柳箸】
正月の祝い膳(ぜん)用の、柳の木で作った太箸。折れにくく縁起がよいとされる。《季 新年》「—今年は母の亡かりけり/碧童」
やはず‐もち【矢筈餅】
江戸時代の武家で、正月の具足の祝い用の矢筈形にした餅。
や‐びらき【矢開き】
武家で、男子が初めて狩猟で獲物をしとめたとき、その肉を調理し、餅(もち)をついて祝うこと。また、その儀式。矢開きの祝い。矢口祝い。
ゆい‐わた【結綿】
1 数枚重ねた真綿(まわた)の中央を結び束ねたもの。祝い物に用いる。 2 島田髷(しまだまげ)の一。髷の幅を広くし、その中央に鹿の子絞りなどの手絡(てがら)をかけて結ぶもの。未婚女性の髪形。結綿...
ゆき‐の‐が【雪の賀】
冬、雪の降るころに催す賀の祝い。「宮の—し給ひしに」〈宇津保・嵯峨院〉
よ‐ごと【寿詞/吉言】
1 天皇の御代の長く栄えることを祝う言葉。また、一般に、祝いの言葉。賀詞。 2 祈願の言葉。「—をはなちて立ち居」〈竹取〉
よ‐しゅく【予祝】
あらかじめ祝うこと。前祝い。