エンディミオン
《Endymiōn》ギリシャ神話で、月の女神セレネに愛された羊飼いの美少年。不老不死の永遠の眠りを与えられた。エンデュミオン。 《原題Endymion》キーツによる長編の物語詩。1818年刊...
えんま‐おう【閻魔王】
インド神話で、正法・光明の神。のち死の神と考えられ、仏教では、冥界(めいかい)の王、地獄の王として、人間の死後に善悪を裁く者とされる。閻魔。閻魔大王。閻魔羅(えんまら)。閻羅(えんら)。閻王。
オイディプス【Oidipūs】
ギリシャ神話で、テーベ王ライオスとイオカステの子。アンティゴネの父。宿命により、知らずして父王を殺し、生母を妻としたが、事の真相を知って自ら両目をえぐり取り、諸国を放浪して死んだ。怪物スフィンク...
おおやまくい‐の‐かみ【大山咋神】
日本神話で、大年神(おおとしのかみ)の子。大津の日吉(ひえ)神社、京都の松尾神社などの祭神。山末之大主神(やますえのおおぬしのかみ)。
お‐がみ【男神】
男性の神。⇔女神。 [補説]日本神話では特に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)をさし、「陽神」「夫神」とも書く。
オキクルミ
《アイヌ語》アイヌの創世神話に登場する英雄神。アイヌの祖とされる。アイヌラックル。
オケアノス【Ōkeanos】
ギリシャ神話で、水の神。ウラノス(天の神)とガイア(大地の神)の子。大陸を取り巻いて流れる大河または大洋で、すべての河川や海の源と考えられた。
オデュッセウス【Odysseus】
ギリシャ神話の英雄。イタカ島の王で、ペネロペの夫。「オデュッセイア」の主人公。トロイア戦争で知勇兼備の名将として活躍、木馬の奇計によりギリシャ軍を勝利に導いた。ユリシーズ。
おのころ‐じま【磤馭慮島】
《「自凝(おのころ)島」の意で、自然に陸地が凝り集まってできた島の意》日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神が、はじめて作ったという島。転じて、日本の称。
オペラ‐セリア【(イタリア)opera seria】
《「セリア」はまじめな、の意》18世紀のイタリアで栄えた、神話や伝説に基づくオペラ。正歌劇(せいかげき)。→オペラブッファ