じんぎ‐か【神祇歌】
勅撰和歌集の部立ての一。神事・祭礼などや神社参拝の際に詠んだ歌。後拾遺集に初めて設けられ、千載集以後は1巻として独立。
すり‐がね【摺鉦】
歌舞伎下座音楽や祭礼囃子(ばやし)などに用いる打楽器。真鍮(しんちゅう)製の小形の鉦で、左手に持ち、右手の桴(ばち)で摺るように打つ。ちゃんぎり。ちゃんちき。当たり鉦。
せい‐のう【細男/才男】
《「のう」は「男」の字音「なん」から》 1 御神楽(みかぐら)で、人長(にんじょう)の舞のあと、こっけいな物まねをした人。 2 平安時代ごろから、神社の祭礼や御霊会(ごりょうえ)などで、特殊な舞...
せつぶん‐さい【節分祭】
立春の前夜または当日に各地の寺社で行われる祭礼。
せんてい‐さい【先帝祭】
毎年、先帝の崩御の日に宮中の皇霊殿で行われる慰霊の祭事。
山口県下関市の赤間(あかま)神宮で5月2日から3日間行われる祭礼。もと先帝会(え)といい、後鳥羽天皇が安徳天皇の葬られた阿弥陀寺でそ...
そが‐まつり【曽我祭】
江戸の歌舞伎劇場で、曽我狂言を正月から5月まで継続興行した年に、曽我兄弟のあだ討ちのあった5月28日を中心に行った祭礼行事。文政期(1818〜1830)まで続いた。《季 夏》
たい‐じょう【太常】
中国の官名。漢代に秦代の奉常を改称したもので、天子の宗廟(そうびょう)の祭礼をつかさどった。のち一時、太常寺・大宗伯などと改称され、清代まで続いた。
たかはり‐ぢょうちん【高張り提灯】
長いさおの先につけて高く掲げる提灯。祝儀・不祝儀・祭礼・非常時などに用いた。高張り。高提灯。
たる‐みこし【樽御輿】
酒の空き樽で作ったみこし。祭礼などに子供が担ぐもの。《季 夏》
だし【山車/花車】
祭礼のとき、引いて練り歩く屋台。人形や花などを飾りつける。やま。ほこ。だんじり。《季 夏》