さいし‐たいけん【祭祀大権】
明治憲法下で、皇祖皇宗、歴代の皇霊および天神・地祇の祭祀を国家最高の祭主として主宰する天皇の大権。
さいし‐の‐しょうけい【祭祀の承継】
系譜・祭具・墳墓など祖先の祭祀に必要な用具を、一般の財産の相続とは別に、祖先の祭祀を主宰する者が承継するもの。
さい‐せい【祭政】
祭祀(さいし)と政治。
さいせい‐いっち【祭政一致】
祭祀の主宰者と政治上の権力者が同一であること。また、そのような思想および政治形態。古代国家などに多くみられる。政教一致。
さいたん‐さい【歳旦祭】
元旦に、宮中および諸神社で、皇室ならびに国民の繁栄と農作物の豊作を皇祖・天神地祇に祈願する祭祀(さいし)。《季 新年》
さい‐ふく【祭服】
1 祭祀(さいし)のときに神官たちが着る衣服。日本の神社では、ふつう衣冠を用いる。 2 天皇が神事のときに着用する帛(はく)の御衣(おんぞ)。 3 キリスト教で、ミサのときに司祭などが着る服。
し【祀】
[音]シ(漢) [訓]まつる まつり 神や先祖をまつる。まつり。「祀典/合祀・祭祀・宗祀(そうし)・奉祀」
しかく‐しきょうさい【四角四境祭】
陰陽道(おんようどう)で、疫神の災厄をはらうために、家の四隅と国の四方の境で行った祭祀(さいし)。また、朝廷で、陰暦6月と12月のみそかに行った鎮火祭と、道饗(みちあえ)の祭り。四角四境の祭り。...
しきねん‐さい【式年祭】
歴代の天皇・皇后の式年にあたる年の忌日に、宮中の皇霊殿(こうれいでん)で行われる祭祀(さいし)。
しきょう【詩経】
中国最古の詩集。五経の一。孔子編といわれるが未詳。周の初めから春秋時代までの詩305編を国風・雅・頌(しょう)の3部門に大別。国風は諸国の民謡で15の風、雅は朝廷の音楽で小雅・大雅の二つ、頌は宗...