しょう‐し【小祀】
律令制で、神事の前1日間を斎戒して行う祭祀。相嘗(あいなめ)の祭・鎮魂祭・鎮花祭・道饗(みちあえ)の祭の類。→大祀 →中祀
しょう‐てん【掌典】
1 典籍または儀式をつかさどること。 2 祭祀(さいし)のことをつかさどる宮内省式部職の職員。
しれい‐すうはい【死霊崇拝】
死者の霊に対する恐怖や畏怖の念。また、それに基づいて行われる儀礼・祭祀(さいし)。
じょう‐え【浄衣】
《清浄な衣服の意》 1 白布または生絹(すずし)で仕立てた狩衣(かりぎぬ)形の衣服。神事・祭祀(さいし)などに着用。 2 僧が着る白い衣服。
じんぎ‐かん【神祇官】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)と並ぶ中央最高官庁。朝廷の祭祀(さいし)をつかさどり、諸国の官社を総轄した。かみづかさ。 2 明治維新政府の官庁。慶応4年(1868)閏4月、太政官(だじょ...
じんぎ‐しょう【神祇省】
明治維新政府の官庁。神祇官の後身として太政官(だじょうかん)の下に属し、祭祀(さいし)・宣教などをつかさどった。明治5年(1872)廃止。
じんぐう‐じ【神宮寺】
神社に付属して建てられた寺。神仏習合の結果生じたもので、社僧(別当)が、神前読経など神社の祭祀(さいし)を仏式で行った。明治の神仏分離令で分立または廃絶。神供寺。宮寺。別当寺。神護寺。
じん‐じゃ【神社】
神道の神を祭り、祭祀(さいし)や参拝のための施設のある所。また、その建物。やしろ。おみや。
ストーン‐サークル【stone circle】
巨石記念物の一種で、多数の立石をまるく並べた祭祀遺跡あるいは墓地。世界各地にみられる。東日本の縄文時代遺跡には、環状の立石と石塊を環帯状に配したものとがあり、ともに墓地である。秋田県大湯の例が有...
ストーンヘンジ【Stonehenge】
英国ウィルトシャー州ソールズベリ平原にある巨石記念物。新石器時代から青銅器時代まで何回も作りなおされた結果、環状列石が四重に残る。太陽崇拝と関係する祭祀遺跡とされる。1986年、近くにあるエーブ...