か‐ぜい【課税】
[名](スル)租税を義務者に割り当てること。また、義務者に割り当てられる租税・税金。「輸入品に—する」
かぜい‐ぶっけん【課税物件】
課税の対象とされる物や行為、または事実。所得税における個人の所得、酒税法における酒類、消費税における資産の譲渡等(国内で事業者が事業として有償で行う商品の販売・資産の貸し付け・サービスの提供)な...
か‐そ【課租】
租税を割り当てること。課税。
か‐ちょう【加徴】
1 租税などを増加して徴収すること。 2 「加徴米」の略。
かちょう‐きん【課徴金】
財政法上の用語で、国が行政権・司法権に基づいて国民から賦課徴収する金銭のうち、租税を除くもの。行政権による手数料・使用料など、司法権による罰金・科料・裁判費用など。
かみ‐ごおり【神郡】
神領の一。一郡を神社の所領とし、租税を諸祭料などの費用にあてた。奈良時代には、伊勢の多気・度会(わたらい)の二郡、常陸(ひたち)の鹿島、下総(しもうさ)の香取などがあった。かみぐに。しんぐん。
か‐れん【苛斂】
《「斂」は取り上げて納める意》租税などを厳しく取り立てること。
かん【貫】
[名] 1 尺貫法の重さの単位。1貫は1000匁(もんめ)、すなわち3.75キロで、明治24年(1891)から昭和33年(1958)まで商取引で用いられた。 2 銭貨を数える単位。1貫は銭10...
かんじょう‐しょ【勘定所】
江戸幕府の役所。勘定奉行を長官とし、幕府財政の運営、幕領の租税徴収・訴訟などを主要任務とした。城内と大手門内の2か所にあった。
かんせつ‐ぜい【間接税】
法律上の納税義務者と実際の租税負担者とが一致せず、納税義務者以外の者に転嫁されることになる租税。酒税・タバコ税・有価証券取引税など。間税。→直接税