あき‐ほ【秋穂】
秋の、実った稲穂。
いちりゅう‐まんばい【一粒万倍】
《「報恩経」四から。一粒の種が万倍となって稲穂のように実るという意》 1 わずかなものが非常に大きく成長することのたとえ。また、少しでも粗末にできないという気持ちをも表す。「—の成功」〈魯文・安...
いなば‐の‐くも【稲葉の雲】
稲穂が実って風になびくようすを雲に見立てた語。「風渡る門田(かどた)のすゑに霧はれて—を出づる月かげ」〈新拾遺・秋上〉
い・る【熟る】
[動ラ五(四)]《「入(い)る」と同語源》果実が熟する。「稲穂に実が—・る」
か‐すい【花穂】
花が稲穂のように、長い花軸に群がってつく花序。
かび【穎】
《「かひ」とも》植物の穂。特に、稲穂。「初穂をば千(ち)—八百(やほ)—に奉り置きて」〈祝詞・祈年祭〉
こがね‐いろ【黄金色】
黄金のもつ、輝く黄色。山吹色。こんじき。きんいろ。「—に波打つ稲穂」
こがね‐の‐なみ【黄金の波】
黄金色に輝く波。金波(きんぱ)。また、黄色く実った稲穂が風に揺れるようすを波に見立てていう。
こき‐ばし【扱き箸】
竹を二つに割って下端をくくり、割れた部分に稲穂を挟んで引っぱり、もみを落とす用具。稲扱箸(いねこばし)。扱き竹。
ごえん‐だま【五円玉】
日本政府が発行する貨幣の一。五円黄銅貨幣の通称。中央に丸い穴が空いた形で、表面に稲穂・歯車・水、裏面に双葉が描かれている。昭和24年(1949)発行開始、昭和34年(1959)に書体などデザイン...