すい【穂〔穗〕】
[常用漢字] [音]スイ(漢) [訓]ほ 〈スイ〉 1 穀物のほ。「穂状/禾穂(かすい)・麦穂・出穂期」 2 ほのような形をしたもの。「花穂」 〈ほ(ぼ)〉「穂先/稲穂・空穂(うつぼ)・初穂...
すい‐じょう【穂状】
植物の穂のような形。
すいじょう‐かじょ【穂状花序】
無限花序の一。伸長した花軸に柄のない花が穂状につくもの。麦・イノコズチ・オオバコなどにみられる。
ほ【穂】
1 《「秀(ほ)」と同語源》稲・麦やススキなどの花序。長い茎の先に花や実が群がりついたもの。特に、稲のものをいう。 2 槍・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の—」→槍 3 接ぎ木・挿し木に...
ほうち‐ぼう【穂打ち棒】
穀類のくず穂をたたいて残りの穀粒を落とす棒。
ほ‐かけ【穂掛(け)/穂懸(け)】
1 稲の初穂を田の神・氏神などに供える行事。《季 秋》 2 刈った稲を、稲架(はさ)にかけること。
ほ‐くび【穂首】
1 稲・麦などの穂の部分。 2 槍の穂先の柄に接する部分。
ほ‐ぐみ【穂組み】
刈った稲穂を乾かすために、組んで積んだもの。「落ち穂を拾ひて—を造る」〈方丈記〉
ほ‐さき【穂先】
1 植物の穂の先。「稲の—が出揃う」 2 筆・釣り竿など、細長くとがっているものの先端。 3 刀・槍などの先端。きっさき。 4 空穂(うつぼ)の部分の名。矢を入れる筒の最下端の部分。
ほざき‐しもつけ【穂咲下野】
バラ科の落葉小低木。中部以北の山地に自生。長楕円形の葉が互生し、夏、淡紅色の小花を円錐状につける。