くう‐い【空位】
1 ある地位にだれもついていないこと。また、その地位。「会長の座が—になる」 2 名ばかりの位。 3 空いている座席。空席。「或る時彼の慈童、君の—を過ぎけるが」〈太平記・一三〉
くう‐い【空尉】
航空自衛官の階級の一。空佐と准空尉との間で、一・二・三等があり、諸外国空軍の大・中・少尉に相当する。
くう‐いき【空域】
航空機の航行安全のために、地上の区域と高度を限って設定された空中の区域。
くう‐う【空有】
仏語。空と有。事物の実体はあると肯定する立場と、実体はないと否定する立場。
くう‐うん【空運】
航空機による運送。航空運送。航空運輸。航空交通。航空輸送。空輸。
くう‐おく【空屋】
人の住んでいない家。あきや。
くう‐かい【空界】
仏語。六界の一。ものの存在を許す空間。遮るものや邪魔するもののないすきま。
くうかいしょいん【空海書韻】
書家、榊莫山による空海の伝記小説。平成3年(1991)刊行。
くう‐かつ【空闊】
[名・形動]ひろびろとしていること。また、そのさま。「到る処—で」〈長塚・土〉
くう‐かん【空間】
1 物体が存在しないで空いている所。また、あらゆる方向への広がり。「—を利用する」「宇宙—」「生活—」 2 哲学で、時間とともにあらゆる事象の根本的な存在形式。それ自体は全方向への無限の延長とし...