だし‐ぬけ【出し抜け】
[名・形動] 1 予期しないことが起こること。また、そのさま。いきなり。唐突。突然。「—に声をかけられる」 2 だしぬくこと。「おれを—にしてみんな出たな」〈滑・浮世風呂・二〉
ちえ‐ねつ【知恵熱】
1 乳児にみられる原因のわからない発熱。昔は知能の発達と関係があると考えられていた。 2 俗に、頭を使いすぎたときに起こる熱。 [補説]文化庁が発表した平成28年度「国語に関する世論調査」では、...
地(ち)から湧(わ)・く
今まで影も形もなかったものが突然現れる。「天から降ったか—・いたか」
ちぶさになったおとこ【乳房になった男】
《The Breast》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1972年刊行。ユダヤ人の文学教授デビッド=ケペシュを主人公とするシリーズの一つ。突然乳房に変身してしまった主人公の困惑を描く。
ちょうしんせい‐ばくはつ【超新星爆発】
質量の大きな星が恒星進化の最終段階に達して起きる大爆発。この爆発により突然明るさを増す現象、またはその輝きが観測されたものを超新星という。
ちん【闖】
[音]チン(呉)(漢) 突然現れる。不意に入って来る。「闖入」
ちん‐にゅう【闖入】
[名](スル)突然、無断で入り込むこと。「暴漢が会場に—する」「—者」
ちんにゅうしゃ【闖入者】
安部公房の短編小説。昭和26年(1951)、雑誌「新潮」に掲載。昭和42年(1967)の戯曲「友達」の下敷きとなった作品で、突然おしかけてきた見知らぬ9人家族に家を占拠されてしまう男の物語。
つい‐と
[副] 1 動作が突然行われるさま。いきなり。「談話中に—出て行く」 2 動作がすばやく行われるさま。さっと。ぱっと。「マッチを—さし出す」
つきみざとう【月見座頭】
狂言。大蔵流。中秋の名月の夜、座頭と通りがかりの男とが意気投合し、楽しく酒を酌(く)み交わして別れるが、男に突然いたずら心が生じ、引き返して座頭を突き倒す。