ちく‐ちつ【竹帙】
細い竹を簀(す)のように編んだ帙。巻子本(かんすぼん)を包むのに用いる。
ちく‐てい【竹亭】
竹を植えた庭にあるあずまや。
ちく‐とう【竹刀】
1 竹でつくった刀。竹光(たけみつ)。 2 剣道の、しない。
ちくとう‐ぼくせつ【竹頭木屑】
《「晋書」陶侃(とうかん)伝から》どんなに細かい物事もおろそかにしないことのたとえ。晋の陶侃が、船をつくったときの竹や木のくずを取っておいて、後日それらを役立てたという故事による。
ちく‐はく【竹帛】
《中国で、紙の発明以前に、竹簡や布帛に文字を記したところから》書物、特に、歴史書。また、歴史。竹素。
ちく‐はく【竹柏】
植物ナギの漢名。
ちくはく‐かい【竹柏会】
短歌結社。明治32年(1899)佐佐木信綱が結成。機関誌「心の花」を発行。石榑千亦(いしくれちまた)・木下利玄・川田順・九条武子らを輩出。
竹帛(ちくはく)に著(あらわ)・す
書物に書きあらわす。また、歴史に名を残す。
竹帛(ちくはく)に垂(た)・る
歴史に名を残す。名を竹帛に垂る。「幾多の書を著し以て芳名を—・るべし」〈織田訳・花柳春話〉
ちく‐ば【竹馬】
「たけうま」に同じ。