かん‐げん【管弦/管絃】
1 管楽器と弦楽器。横笛などの笛類と、琵琶(びわ)・琴などの弦(いと)類。また、楽器の総称。糸竹(いとたけ・しちく)。 2 楽器を演奏すること。特に、雅楽の演奏。また、詩文・和歌に対して、音楽を...
かんげん‐がく【管弦楽】
洋楽で、種々の管楽器・弦楽器・打楽器の組み合わせによる大規模な合奏。また、その楽曲。オーケストラ。
かんげん‐がくだん【管弦楽団】
管弦楽を演奏する団体。オーケストラ。
かんげんがく‐ほう【管弦楽法】
各楽器の特徴やそれらの組み合わせ方を考察し、ある楽想や楽曲を管弦楽曲として効果的に作曲あるいは編曲する技法。
かんげん‐こう【管絃講】
仏前で読経とともに管絃を演奏して、仏徳をたたえる法会。また、管絃を奏して死者を弔う法要。かげんこう。
かんげん‐さい【管絃祭】
1 広島県の厳島神社で、陰暦6月17日の夜に行う祭礼。神輿(みこし)を船に安置して、海上で管絃を吹奏する。 2 京都府の車折(くるまざき)神社で、5月に行う祭礼。三船(みふね)祭。 [補説]書名...
かんげんさい【管絃祭】
竹西寛子の長編小説。広島での被爆体験を主題とした作品。昭和53年(1978)刊行。同年、第17回女流文学賞受賞。
かんげん‐ぶがく【管弦舞楽】
舞楽で、演奏に管楽器と打楽器のほか、琵琶・箏(そう)などの弦楽器を加えた演出様式。