のり【法/則/典/範/矩】
《動詞「の(宣)る」の連用形が名詞化したもので、神仏・天皇の宣告の意からという。一説に、動詞「の(乗)る」の連用形からとも》 1 守るべき規範。法律。おきて。「—を守る」 2 手本。模範。「後進...
はん【範】
手本。模範。「—を後世に残す」「工業先進国に—をとる」
はん【範】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]のり 1 基準となる一定の型。手本。「範式・範例/規範・師範・垂範・典範・文範・模範」 2 区切られた枠。「範囲・範疇(はんちゅう)」 3 広く行き渡る。「...
ハーグ‐こうどうきはん【ハーグ行動規範】
《「弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範(HCOC)」の略称》弾道ミサイル不拡散のための国際的政治合意。弾道ミサイルの拡散防止、開発・実験・配備の自制、大量破壊兵器開発が疑われる国...
ぶんしょうきはん【文章軌範】
中国の文章集。7巻。宋の謝枋得(しゃぼうとく)撰。科挙の受験者のために、模範とすべき文章の傑作を編集したもので、韓愈・柳宗元・欧陽脩・蘇軾など唐宋の作家の文を中心に69編を集めたもの。日本にも室...
ぶん‐ぱん【文範】
模範となるような文章。また、それを集めた書物。「手紙—」
も‐はん【模範】
《「模」は木型、「範」は竹で作った型》 1 見習うべき手本。のり。「—を示す」 2 器物などを作るときに用いるもととなる型。「黏土の乾かざる内に、—を著(つ)くるものにして」〈中村訳・西国立志編〉
りんり‐きはん【倫理規範】
人として、また職務上自ら守らねばならない行動基準。倫理綱領。