す‐の‐こ【簀の子】
1 板や竹を、少しずつ間をあけて並べ、横板に打ちつけたもの。水はけをよくするため、流しや風呂場などに敷いて用いる。 2 簀の子張りの床または縁。 3 劇場の舞台の天井。簀の子状で、大道具や照明器...
すのこ‐えん【簀の子縁】
寝殿造りで、広庇(ひろびさし)の外に造った板縁。簀の子で造ったのでいう。
すのこ‐まき【簀の子巻(き)】
「簀巻(すま)き2」に同じ。
す‐びき【簀引き】
鯔(いな)を捕らえる漁法の一。竹簀を水上に浮かべておき、鯔を追って、その上におどり上がったのを捕らえる。
す‐ぶた【簀蓋】
簀でできているふた。簀に曲げ物の縁をつけたもの。
す‐まき【簀巻(き)】
1 簀で物を巻き包むこと。また、そのもの。 2 江戸時代の私刑の一。からだを簀で包み、水中に投げ込むもの。すのこまき。 3 湖や沼の浅い所に簀垣を設け、魚を捕らえる装置。