くぐ・る【潜る】
[動ラ五(四)]《古くは「くくる」とも》 1 物の下や狭い間・中を、姿勢を低くして通って向こう側へ出る。また、門やトンネルなどを通り抜ける。「暖簾(のれん)を—・って店に入る」「障害物競走ではし...
くだ‐のれん【管暖簾】
適当な長さに切った細い竹やガラス管に糸を通して作った暖簾。
グッドウイル【goodwill】
1 好意。善意。親切心。「—ガイド」 2 店の信用。→暖簾(のれん)3
げざ‐おんがく【下座音楽】
歌舞伎の効果音楽。唄・合方(あいかた)・鳴り物に大別され、三味線・笛・太鼓などを用い、舞台下手の黒御簾(くろみす)の中で演奏する。幕の開閉、人物の出入り、せりふその他の舞台演技の効果を上げるため...
こ【鉤】
《「こう(鉤)」の音変化》巻き上げた御簾(みす)を掛けておくかぎ形の金具。「御簾の帽額(もかう)、総角(あげまき)などにあげたる—のきはやかなるも」〈枕・二〇一〉
こうれんせき‐へんがん【紅簾石片岩】
主に石英からなり、紅簾石を含むので紅色を呈する結晶片岩。埼玉県長瀞(ながとろ)など、三波川(さんばがわ)変片帯に産出。紅簾片岩。
こうろ‐ほう【香炉峰】
中国江西省北端にある廬山(ろざん)の一峰。形が香炉に似る。白居易の「香炉峰の雪は簾(すだれ)をかかげてみる」の詩句は有名。
こ‐す【小簾】
《「おす(小簾)」の誤読から》すだれ。みす。「秋近くなるしるしにや玉すだれ—のま遠し風の涼しき」〈金槐集〉
ご‐れんちゅう【御簾中】
《「ごれんぢゅう」とも。常に簾(すだれ)の中にいる人の意》 1 大臣、公卿など貴人の妻の敬称。 2 江戸時代、将軍・三家・三卿の妻の敬称。
さえ
[副助]《動詞「そ(添)う」(下二)の連用形「そえ」から生じたという》名詞、活用語の連体形または連用形、助詞など種々の語に付く。 1 すでにあるものの上に、さらに付け加える意を表す。…までも。「...