かご‐そ【駕籠訴】
江戸時代の越訴(おっそ)の一。幕府の重職にある人や大名などの駕籠が通行するのを待ち受けて直訴すること。
かご‐ぞり【駕籠橇】
そりの上に、畳表で囲った駕籠をのせ、中に布団を敷いた雪国の乗り物。
かご‐だし【籠出し】
川の流れを変えたり、堤防崩れを防いだりするために、川に突き出して蛇籠(じゃかご)を並べること。また、その蛇籠。
かご‐ちょうちん【籠提灯】
竹で編んだ籠に紙を張った提灯。
かご‐づり【籠釣(り)】
釣りで、寄せ餌(え)を入れた小籠を道糸に仕掛けて釣る方法。
かご‐ぬけ【籠脱け/駕籠脱け】
1 江戸時代に行われた軽業(かるわざ)の一。底のない長い竹籠などをくぐり抜ける曲芸。 2 「籠脱け詐欺(さぎ)」の略。
かご‐の‐とり【籠の鳥】
1 籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。また、そのような境遇の人。籠の中の鳥。 2 《1の境遇から》遊女。「—なる梅川に焦がれて通ふ廓雀(さとすずめ)」〈浄・冥途の飛脚〉
籠(かご)の中(なか)の鳥(とり)
「籠の鳥1」に同じ。
かご‐バッグ【籠バッグ】
竹や籐(とう)などで編んだ籠に持ち手をつけたバッグ。
かご‐みみ【籠耳】
《籠に入れた水が編み目から漏れるところから》聞いてもすぐ忘れてしまうこと。「身は聞き下手のしかも—」〈徳和歌後万載集・一一〉