こ【粉】
固体が砕けて細かくなったもの。こな。「火の—」「身を—にして働く」
こかわ【粉河】
和歌山県北部、紀ノ川中流域にある地名。粉河寺の門前町。紀州みかんの産地。
こかわ‐でら【粉河寺】
和歌山県紀の川市にある粉河観音宗の寺。もと天台宗。山号は風猛山。西国三十三所第3番札所。開創は宝亀元年(770)大伴孔子古(おおとものくじこ)と伝える。現在の諸堂宇の多くは享保年間(1716〜1...
こ‐ぐすり【粉薬】
「こなぐすり」に同じ。「薬局で、—の儘含嗽剤(がんそうざい)を受取って」〈漱石・門〉
こ‐ごめ【小米/粉米】
砕けて粉のようになった米。くだけごめ。くだけまい。
こごめ‐かやつり【小米蚊帳吊】
カヤツリグサ科の一年草。畑地や原野の湿った所に生え、高さ20〜40センチ。全体はカヤツリグサに似ているが、花穂(かすい)はやや細く、淡黄色。ますくさ。
こ‐さんしょう【粉山椒】
完熟したサンショウの実を乾燥し、粉末にした香辛料。
こ‐ずみ【粉炭】
砕けて粉末になった炭。こなずみ。
こ‐ちゃ【粉茶】
もみ砕いて細かくした茶。また、粉状になった茶。こなちゃ。
こっ‐ぱい【骨灰/粉灰】
[名・形動] 1 細かく打ち砕くこと。粉みじんになること。また、そのさま。「やわな謡(うたい)は断(ちぎ)れて飛ぶじゃよ。…唸(うな)る連中—じゃて」〈鏡花・歌行灯〉 「身を—にして働いた」〈中...