こもん‐がた【小紋型】
小紋染めの型紙。渋紙に文様を彫り抜いたもの。
こもん‐ぞめ【小紋染(め)】
型紙を使って細かい文様を染めること。また、染めたもの。鮫(さめ)小紋・松葉小紋・縞小紋など。
こよみ‐こもん【暦小紋】
暦の文様を染め出した小紋。江戸時代、元禄年間(1688〜1704)に流行。
こん‐かんばん【紺看板】
《背、襟などに主家の屋号や紋を染め抜いたところから》中間(ちゅうげん)などが着る紺地の短い上着。はっぴ。しるしばんてん。「—一本差し、中間にて立ち掛り居る」〈伎・小袖曽我〉
ごいし‐しじみ【碁石小灰蝶】
シジミチョウ科の昆虫。翅(はね)の表面は黒褐色、裏面は白地に黒色の斑紋が散在する。笹につくアブラムシの分泌する甘い汁を吸う。
ごう‐い【号衣】
武家で、使用人の仕着せとした家紋入りの丈(たけ)の短い衣服。看板(かんばん)。
ごかい‐まつ【五蓋松】
紋所の名。松の枝葉を5層重ねた図柄のもの。
ごさん‐の‐きり【五三の桐】
紋所の名。3枚の桐の葉の上に、桐の花を左右に三つずつ、中央に五つ配したもの。
ごしち‐の‐きり【五七の桐】
紋所の名。3枚の桐の葉の上に、中央に七つ、左右に各五つの桐の花を配したもの。
ごしょ‐ぐるま【御所車】
1 牛車(ぎっしゃ)の俗称。応仁の乱以後、禁中の大儀などだけに用いられるようになったところからいう。源氏車。 2 紋所の名。牛車の車輪を図案化したもの。