せ‐びょうし【背表紙】
書物の表紙の三つの面のうち、綴じ目の上を覆う部分。
せんか‐し【仙貨紙/仙花紙/泉貨紙】
1 楮(こうぞ)を原料にして漉(す)いた厚手の強い和紙。包み紙やカッパなどに用いた。天正年間(1573〜1592)伊予の人、兵頭仙貨(ひょうどうせんか)が作り出したという。 2 くず紙を漉き返し...
せんじ‐がみ【宣旨紙】
宣旨を書くのに用いる紙。
せんみょう‐し【宣命紙】
宣命を書き記す紙。普通は黄麻紙(おうまし)、伊勢神宮に奉るものは縹紙(はなだ)紙、賀茂神社に奉るものは紅紙を用いた。
ぜんこく‐し【全国紙】
その国の全体を対象として編集・発行される新聞。 [補説]全国紙各紙:読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞
ぜん‐し【全紙】
1 新聞などの紙面全体。 2 すべての新聞。「—が一斉に報じる」 3 ⇒全判(ぜんばん) 4 和紙で、漉(す)いたまま裁断していない大きさのもの。
そう‐し【草紙/草子/双紙/冊子】
《「さくし(冊子)」の音変化か》 1 漢籍・和本などで、紙を綴(と)じ合わせた形式の書物。綴じ本。 2 物語・日記・歌書など、和文で記された書物の総称。 3 御伽(おとぎ)草紙・草(くさ)双紙な...
そうし‐がみ【草紙紙】
1 手習い草紙の紙。習字用の紙。 2 すき返しの紙。
そうしょく‐し【装飾紙】
特殊な漉(す)き入れや印刷でデザインした装飾用の紙。製本・製箱の表装などに用いる。
そえ‐てがみ【添(え)手紙】
「添え状」に同じ。「名のきこえた画家が—をしてくれた」〈鏡花・眉かくしの霊〉